平成26年度6月定例同窓会の報告

平成26(2014)年度は、6月28日(土)に定例の同窓会を、大阪「ホテルサンルート梅田」にて行いました。

学園からは滝勝夫副理事長、中島政彦校長、杉浦謙二教頭、原博司教頭、高3の担任の先生は、戸松治彦先生、(学年主任)、横井大五郎先生、村田明彦先生の7名をお招きしました。更に、今年度は同窓会本部より、大西正一様と加藤益弘様。また、同窓会総会・幹事学年(昭和59年卒業)の五藤三佐樹様と山田邦博様が、名古屋からご参加していただき、活気のある同窓会になりました。本当に遠いところから、ありがとうございます。

26年度は、新しい取り組みとして「活躍する滝の卒業生」として、大阪放送(ラジオ大阪)アナウンサー 小川真由さん にミニトークをお願いしました。

ご参加していただいた皆様が世代を超えて交流できる同窓会を目指しています。小規模ながら、毎年少しずつ参加者も増え、活気も出てきています。

DVD「滝学園の歴史」(昭和57年卒業生の会が制作しました)の上映など、滝学園の歴史を大切にして、若い世代の会員さんと人生経験豊富な先輩方が世代を超えて交流ができる充実したものになりました。

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小川真由様より「ミニトーク」の感想

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今回、お世話になった先生が4人もいる前でのミニトーク、正直かなり緊張しました。話の最初にカミカミになるという、放送以上の緊張感とスリルを味わいました(笑)

現在の仕事やメディア業界について一通り話したあと、滝の思い出と滝で学んだことでいまに活きていることをお話しました。

私は正直、滝ではかなり出来の悪い学生だったと思います。特に中学生の頃は下から数えた方が早かったのでは?理数系が苦手だったので、赤点や追試は常連でした。

そんな私をここまで支え成長させてくれたのは、今回ゲストにお越しいただいた村田先生の言葉。いまでも人生の教訓になっています。

「得意なことを伸ばしなさい」

まだまだ10代だと分からないけれど、人生は意外と短い。だからこそ苦手なことはそこそこで得意なものを育てる。それが個性になる、と。学業で自信をなくし、対人関係や将来についても前向きになれなかった私に、先生は救いの手を差し伸べてくださいました。
いまだに苦手なことが多い私ですが、この言葉を思い出すたびに頑張る気持ちになれます。

この業界に入って思うのは、人生いつブレイクするか分からないので、その芽を大切に努力し続けることが大切だということです。
中高生での目立ち方と、その後10年20年の目立ち方は全く違います。
仕事で関わる機会がある著名人、芸人さん、アーティスト…今をときめく方が、必ずしも中高生の頃から目立っていてずっと負けなしの人生を送ってきた訳ではありません。
むしろ挫折を繰り返して今がある人の方が多いのではないでしょうか。

私が滝の皆さんにお願いしたいことは「10年20年先に自分なりの大きな花を咲かせられる、種をどんどんまいていける、そんな教育をして欲しい。」ということです。

優秀で素晴らしい同級生や先生と出会えた滝は、本当にありがたい学舎でした。
私も「滝の卒業生です」と自信を持って言えるように、これからも日々精進していきます。

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